• テキストサイズ

黒バスshort stories ver,Christmas

第6章 デレがみたいから ≪緑間真太郎≫


「ありがとう。」といって、暖かいココアを受け取る。


「当たり前のことをしたまでだ。」

「つれないなー。」

「五月蠅いのだよ。」



温かい缶を両手で包み、首をすくめた。マフラーを忘れてしまったため首元がやけにスースーする。コートだけじゃ流石に寒かった。


「…まったく、お前は馬鹿か。それでは寒いのだよ。」

ふわっと何かが首元に巻かれよく見るとそれは彼のマフラーだった。

「真ちゃん寒くないの…?」

「お前の方が寒いと思ったからなのだよ。…帰るぞ。」
/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp