• テキストサイズ

<イケメン戦国ショートストーリー集>戦国の見える蒼穹

第163章 驚かし、驚かされ ― 信玄&姫 ―


「信玄、様っ…」

驚く舞に、俺は薄く笑って口付けた。

「そんな風に表情をくるくる変えるきみは、本当に可愛いくてたまらないな」

「…っ、そんな事、言われても…」

「もう一度、俺に愛されなさい」

俺は言葉を塞ぐために再度口付けると、舞はおとなしくなり、俺の口付けとからだの熱をあげる愛撫を、小さく吐息をつきながら受けていく。

-ああ、いいこだ、俺の愛を受けて、俺好みの天女に変化していく舞を、俺はゆっくり味わおう。

-舞は素直で愛らしくて、清楚と思えば大胆に妖艶な姿を見せて、俺は日々魅力にとりこになっていくのを、きみは知っているのだろうか。

-そんな余裕の無い俺を見せるのは癪だから、俺は舞へ欲をぶつけて、俺の愛を全身で受け止めてさせて、余裕の有る振りを見せてあげよう。

着物を脱がせる前と雰囲気を変えておんなの色香を漂わせる舞へ、俺はまた沸いてくる欲情を全身でぶつけていく。

俺の愛を受け止め、からだを震わせる舞が愛しくて、俺はいつまでもこうしていたいと思う。



「疲れたか?」

「いいえ、ちっとも…信玄様…」

俺の言葉に小さく返事をする舞が驚くような可愛い事を言い、俺はきつくきつく舞を抱き締め、愛をいつまでも囁こうと思う。

「愛してます、ずっと、いつまでも。だから、私と一緒にいてくださいね」


<終>
/ 944ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp