<イケメン戦国ショートストーリー集>戦国の見える蒼穹
第136章 愛を注ぐ ― 三成&姫 ―
「んん…ん…っ」
唇を離すと、先程と表情が一転し、蕩けて背中がぞくぞくする程のふんだんの色気をまつらわせた舞様がいました。
「すごい…ほら…ここ、こんな、ですよ」
触れた足のつけねが私を待っている状態になっていて、私は舞様に言います。
「どうして欲しいですか?」
私が問うと、舞様は意地悪と言ってから、答えます。
「もっと触れて、三成くん、一つになりたい、きて」
ああ、なんて可愛くて、私を誘惑する舞様の淫靡な言葉。
私は自分を舞様の中に侵入させ、私達は一つになります。
「三成くん…三成くん…」
私の動きに舞様は翻弄され、からだは揺蕩いながら絶頂へ駆け上がります。
「もう、だめえ…」
舞様がからだの中を締め付け、私はつい自分を放ってしまいました。
幸せな気分がわたしを包みます。
私は舞様を抱き締め、何度も言います。
「愛してます、絶対わたしから離れないでください」
舞様はこくりと私の言葉で頷いてくださり、私は益々嬉しくてなりません。
舞様、心からお慕いして、私の愛をこれからもっと感じてくださいね。
<終>