<イケメン戦国ショートストーリー集>戦国の見える蒼穹
第136章 愛を注ぐ ― 三成&姫 ―
「大好き、いつも三成くんの事が頭から離れないの」
ああ、そんな風に私を想ってくださってたのですね。
私は目の前に立つきゃしゃな舞様のからだをぎゅっと抱き締めました。
初めて触れる柔らかな舞様の全身に、胸の辺りの特にふわふわした感覚が、私をおとこに変化させます。
「…舞様、貴女を…いただきます」
私は舞様を横抱きにすると、部屋へお連れしました。
「え…みつ、なり、くん…?」
動揺する舞様の声がしますが、申し訳ありません、今の私は舞様を手に入れて、嬉しく舞い上がるただ一人のばかなおとこなのです。
部屋の畳の上に横たえ、着物の帯を解くと、益々舞様は動揺される。
私は口付けを舞様にする。
「うん…ふ…」
ああ、舞様の唇は想像したより柔らかく、甘く、私は口内を歯茎に沿って舌を這わせたり、舞様の舌に触れたりと、深い深い口付けをしました。
その間に帯を解いた着物を暴き、片手で胸のふわふわしたところを触れます。
何て柔らかくて色っぽくて素敵なのでしょう。
ふわふわの中心が私の指で別な動きをし、舞様は悦びの表情を見せてくれます。