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<イケメン戦国ショートストーリー集>戦国の見える蒼穹

第113章 綺麗なものが好きだから ― 義元&姫 ―


俺はなかなか脱がない舞の帯に手を掛けて解き、帯は音をたてて落ちる。

着物をはぎ取るように脱がせ、襦袢姿になった舞の腰紐をゆっくりと解いた。

「義元さん…」

困惑する舞の声がするが、俺は襦袢も脱がせ、腰巻も剥ぎ取ると、俺の目の前に白く内側からほの輝く舞のからだが目に入る。

優美な曲線、細身のからだの割りに豊かな乳房とその中心に男を誘うように桃色の突起が有り、いますぐそこにしゃぶりつきたい衝動に駆られる。

締まった腰から、安定したそこそこの大きさの尻は、子を胎内で育てるのに良い大きさだ。

その後は美しい曲線を描く舞の脚だが、足袋だけ履いた姿がやけに淫靡だ。

俺は舞の頬に手を置いて滑らせ、首から肩へ同様にする。

どうして舞はこんなに、美しい。

「きみ、からだまでどうしてこんなに美しいんだい?このまま鑑賞するだけでなく、全てを俺のものにしたくなるな」

俺の言葉に息を呑む舞。

その顔は羞恥心と期待に満ちた眼差しだが、その瞳の色が変わる。

二人だけの秘密を持つ艶やかで色気を含んだ瞳。

勿論、それを期待するなら、俺もそうしよう、でもどうして欲しいか言ってごらん。

きみがして欲しい事、俺が全てしてあげるよ。

美しい舞を、きみが望むようにしながら、俺は欲の赴くまま舞を貫き、舞にからだに俺のものと印をつけていくけれど、構わないね?


<終>
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