第11章 あとがき
ここまで読んで下さりありがとうございます。
一人目の主人公編、完結です。
炭酸飲料のCMに起用されそうなほど爽やかな幸村を、
私の汚泥のような妄想劇に引っ張り出してしまいました。すみません。
このお話を思い付いたきっかけは二つありまして、
一つ目は、
もしも死に別れたはずの最愛だった彼が数年後ひょっこり自分の前に現れたとしたら、その彼と現在の彼……どちらを選べばいいんだろう?
という妄想をある時ふと巡らせた事です。
私だったら………多分この主人公以上にフラフラして悩みまくり、どっち付かずの最悪な状況になるでしょう。
あなたならどうしますか?
二つ目は、
昔の色々な邦楽を懐かしんでいた時、
Mr.Childrenの「シーソーゲーム」を久し振りに聴いてみたんです。
そしたら流れる歌詞からなんだかまた妄想が膨らみ、このお話の全体像が浮かんできた………という感じです。
割と歌から妄想が始まる事が多いかもしれません。
そんな訳でこの二つのきっかけを合体させストーリーを組み立ててみました。
さて、懲りずに次は二人目の主人公編を進めたいところなんですが、その前に……
個人的にまだ幸村と離れたくないので、幸村と桜子にまつわる小話でも書いてみようかな……と、思ってます。
気が済み次第、二人目編に突入します。
「へー。ふーん。あ、そーですか。」的な
ゆる〜い感じで尻でも掻きながらサラッと読んで下されば幸いです。
2018,1.1 みーやん