DELUSIONS*STORY~from Nonon~
第5章 Summer Memorys*翔STORY
二人は手を繋いだまま走り続ける
「おいっ…どこまで行くんだよ…」
するといきなり止まり
俺はその動きについていけず、転びそうになった
しの「虫捕りだから裏山だよwww」
そう言ってまた走り出す
「まっ、待ってよ…!」
しの「しょー!早くぅ!!(笑)」
ケラケラ笑いやがって(泣)
そして、俺らは裏山の奥に入っていく
「こんな遠くまで来て大丈夫なの?」
しの「うん!毎日来てるからww」
ちょっと得意げに言う
バシッ!!!!
「うわっ!」
突然耳元で網を振り切るからびっくりした
しのを見るとバッタを網から出して捕まえていた
しの「やったぁ!
しょービビりすぎだよw」
「…うるせー」
しの「あ!ちょうちょ!」
本当自由だな(笑)
気づけば夕方
帰り道を急いだ
しの「しょー、これあげるよ^^」
「…えっ?(汗)」
今日しのが取った
バッタやらちょうやら、たくさんの虫を俺の虫かごに入れられた
しの「じゃ、しのの家はこっちだからバイバイ!」
手をブンブン振って帰っていく
「バイバイ」
なんだか、楽しい自分がいた