DELUSIONS*STORY~from Nonon~
第5章 Summer Memorys*翔STORY
次の日の朝
俺は早起きをして縁側でボーっとしていた
ダダダダっ………!!!!
なんか走る音が聞こえるなー
ふと、玄関の方を見ると
しの「よっ!虫捕りに行くぞ、ちびwww」
「ち、ちび!?」
昨日会ったばかりで
仲良くもなってないのに…
むしろ嫌いなのに、俺の事ちび呼ばわりか!
しの「も~行くよ??」
「行かねーよ」
しの「……………」
俺がちょっと強い口調で突き放すといきなりしたを向いて黙ってしまった
もしかして、泣いてる?
慌てて近くに行って慰める
「あ、あのっ、ごめんね?
だいじょ…っ」
俺は心配してるのに
しの「…泣いてると思ったー!?
はい、行くよー!
高橋のばあちゃん!翔と遊んでくる!」
俺の手を取って走り出した
くそっ!
ハメられた!