第4章 いつのまにか
『どうしたの?急に』
お母さんにお茶に誘われて、
近くのお店で待ち合わせをした。
「んふふ、いやね?
和也くんから電話が昨日あって、
お茶でも行ってくださいって」
『え?和也が?』
「ええ。、
ホント良い旦那さんをもったわね」
なんか、そう言われると鼻が高くて…
照れてしまう。
頼んだ珈琲を飲んで、
ティーカップに隠れながらニヤけた。
「お正月は来れそう?
やっぱり和也くんは忙しいかしら」
『あ~どうだろう…わかんないや、まだ
忙しいのは確かだろうけど』
「ふふ、そう
ま、忙しいのは何よりよね」
和也の領収書の整理は恒例だけど、
今年は手伝ってあげますか。(笑)