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誰のもの?

第11章 大野さんとの1日






30分ほど後に






大野さんの部屋へ
できたてのお粥を
持っていくと







「あー、
お粥ー








雛ちゃんが
つくったの?」









と、喜んでくれている
様子。








『ふふ…
そうですよ。








お願いしながら
つくりました。』








お粥をお椀に
つぎながら
言う私に









「お願い?」








と聞く大野さん。









『はい。








早く治りますように…
って。』










私はそんな大野さんに
お椀を渡しながら
笑顔を向けた。











「っ……/////」










心なしか
顔が赤くなったような
気がした…











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