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誰のもの?

第11章 大野さんとの1日






けど、
私この笑顔に
昼間騙されちゃったから








この人の
大丈夫は
信じきれないんだよね。











注意深く
観察してなきゃ!











あ、そういえば
お薬…











もう目覚ましたし
飲ませなきゃ、










あ、その前に
なんか
食べるもの作んなきゃだよね。








私が1人で悶々と
していると










「どしたのー?
看病してくんないのー?」











と、
にこにこ笑顔の
大野さん。










『そうですね、
ちょっと、
お薬探してくるので
静かに寝ててください。』










私はそう言って
部屋を出た。










とは言え
薬の場所なんて
知るわけもないので









松本さんに
電話する。











だって、
一番知ってそうだもん。









「……もしもし?
雛ちゃん?」










『松本さん、
お疲れ様です!』










「リーダー、
大丈夫?」









マネージャーさんに
大野さんのことは
伝えていたから










みなさん、
大野さんの様態は
知っているようです。











『はい、
さっき目をさましましたけど
冗談が言えるくらい
元気でした。











それより、
お薬の場所
教えていただけませんか?』










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