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誰のもの?
第11章 大野さんとの1日
「ん、」
大野さんが
目をさました。
『大野さん!
大丈夫ですか?
熱大分なくなりましたけど、
体だるいですか?
なにか飲み物のみたいですか?』
って
嵐のように
質問してしまって、
私がしっかりしなきゃ
いけないのに!
と、自分の口を
塞ぐ。
『あ…ごめんなさい、
テンパってしまいました。』
反省。
すると
「ふふ。
もう大丈夫だよ、
ちょっと体がだるいかなぁ、
けど雛ちゃんが
いてくれれば
大丈夫。」
と大野さんが
いつものように笑った。
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