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誰のもの?

第9章 二宮さんとの休日







それからというもの、






二宮さんは
やりたい放題。







私が言うこと聞くって
いったのが悪いんだけどさ?









「飲み物持ってきて」









から始まり










一時間ごとに
するゲーム変えて
私を困らせようとするし










近くのコンビニまで
行ってお菓子買ってこいだの










DVD返してきてだの、










昼飯つくってだの、










私はあなたの
専属メイドかっ!!!











ってぐらい
働かされて
もうへとへと。










結局オフでも
こんな感じなの!?










なんて
思っていたら










またまた、









「もうコーヒーなくなっちゃった。」









ってジーっとこちらを
見る。









『………』










私は顔を背けて
見ていないふり。










「……(ジーッ」










『……』










「…(ジーッ」










『…。』










「…(ジー」










『っあぁ!!
もう!











分かりましたよ、
行きゃいいんでしょ。
行きゃぁ、』











私は降参して
二宮さんのカップを手に取り
部屋を出ていく。










二宮さんの
にっこり顔を
睨みながらドアを閉めて










一階のキッチンへ。









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