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誰のもの?

第9章 二宮さんとの休日






夢も見ないくらい
ぐっすり
寝ていると








天から声が…









「おーい、









何でここで寝てるの。」











でも、
どっかで
聞いたことある声……











『……あ、え?』











目をさますと
二宮さんがベッドに
上半身を起こした
状態で私を見下ろしていた。










私は…










ベッドとゆうか
二宮さんの太ももあたりを
枕にして
寝ている…











「もしもし?









寝ぼけてます?(笑)」










半わらいの二宮さんをみて
今の状況を
理解する。











『あっ!!!!!!










すすすすすすいません!!!!!!;;』









すぐに離れて
必死に謝る。











「あ、起きた(笑)」










なんて笑う二宮さん。











「また、敬語になってる。」











次は意地悪な顔をする
二宮さん。










『あの……ご、ごめん











なさい。』











あ、結局敬語!!!;;









と思って
自分の口をおさえる。










「ふふっ、










まぁいいや(笑)」











二宮さんは
そう言って立ち上がった。










『え、と










どこかへ行くのでしょうか?』











テレビをつけて
ジーっと見てる
二宮さんに
聞いてみる。











「んー、










ゲームする?」










こちらを見て
ニコッて笑う二宮さん。











『あ、じゃあ
私部屋着に
着替えてきま…』










と部屋を
出ていこうとすると、










「それは
ダメ。」









って
後ろから
抱き締められてしまった










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