第9章 二宮さんとの休日
なんてことが
あって
今、二宮さんの部屋に
立ってるんだけど…
「…Zzz」
この人、寝てます。
『二宮さん?
どこか出掛けるんじゃ
ないんですか?;;
起きてくださいよ!』
すかさず
起こしにかかる。
結構強めに揺すってます。
けど、
全く反応なし。
『あの!』
何度呼んでも
揺すっても起きない…
もしかして
疲れてるのかな…;;
なんて心配になって
無理やり起こすの
やめた方がいいのかな
とか考え出してしまう。
二宮さんが
反応しないまま
数分がたつ
『ふぁ……
なんか私まで
眠くなっちゃった…』
だんだん
意識が遠のいていく。
『にの…みやさ…』
こう言ったところで
記憶は途絶えた。