第7章 起動。
「それは違うよ!
俺らは迷惑なんか思わない。
だって、
俺だって雛ちゃんに
部屋使ってほしかったもん。
ジャンケンで負けちゃったから
仕方なく
諦めたけど。
翔ちゃんもリーダーも
皆部屋貸したかったし
皆お引っ越しさせたかったし
皆雛ちゃんに
休んでほしかったんだよ?
だから、犠牲とかじゃないよ。」
我ながら
いいこと言った!
みんなも
珍しく
何もつっこまない。
すると
「相葉さんにしては
いいこと言うじゃない。」
ってニノが認めてくれた!
ふふん。
一方雛ちゃんは
『でも…』
って食い下がる。
ここでリーダーが
「じゃあこうしよう。
オイラたちは自分を犠牲にしてまで
雛ちゃんに
何かしたりしないから
雛ちゃんは
オイラたちを信じて?」
雛ちゃんは
一瞬何か
言い返そうとしたけど
『っ……
分かりました…』
って承諾した。
あれ?
やっぱりいいところ
持っていかれてる?