第3章 新しい人生
状況を理解できていない私に
嵐さんが全て説明してくれた。
そして、
「この度は
うちの大野智が
迷惑をかけたみたいで…
なんかすいません。」
二宮さんが
大野さんに代わって
お詫び。
私は
あわてて
『そ、そんな!
私の方こそ病院まで
連れてきていただいて
ほんとすいません!』
心臓がバクバクしてる
「顔は大丈夫なの?
なんで顔隠してるの?」
と、半笑いの
櫻井さんは
そっと私の髪を耳にかける。
『!?///』
「うわぁ、真っ赤だよ
翔ちゃんダメだよ!」
相葉さんが私の
顔を隠してくれる
すると、
「ねぇ、
俺、
前から考えてる企画が
あるんだけど。」
と話始める大野さん
「「「「『???』」」」」
急にどうしたの?
とでも言うように
静まり返る。
「前から考えてたんだけど
嵐全体の企画としてさ、
映画つくりたいんだよね。」
「恋愛のとかどうかな?」
「嵐が監督とかプロデュースとか
脚本とかしてさ?」
「もっとファンの人に
喜んでもらおうよ。」
皆さん
俯いて考えている様子。
こんなところで
嵐会議しちゃっていいんでしょうか?
「いいんじゃない?」
最初に口を開いたのは
二宮さん。