第14章 過去…。
5年前
(ジーっ…)
私はよく
物影から
女の子に囲まれている孝を
みてた。
「ねぇ、たかしさぁん、
今日私と遊ばない?」
腕を絡ませて甘える
同級生の可愛い子
「どきなさいよ。
今日は私と遊ぶ約束
あるんだから!」
強引で美人な先輩
「あ、あの…
金城先輩、昨日のお返事…//」
お人形さんみたいな
後輩の女の子。
ほんと、
モテモテ。
けど、今日は無理な日だよ。
半年以上片思いしている私は
彼が1ヶ月に1度
第3木曜日に
女の子達の誘いを
全て断っていたことに気づいた。
彼女たちは
毎日のように
言い寄っているから
気づかないだろうけど…
案の定
「あー、
今日はパス。」
彼はそう言って
ニコッと笑って
女の子たちを
あとにした。
私はこのとき、
毎月、何をしているのか
気になった。
から、
つけることにした。