第14章 過去…。
-櫻井side-
今日は業界でも人気の高い
女優さんとの
いちゃいちゃシーンが
あるんだけど
なんか、
雛ちゃんで
想像してしまう俺。
ダメだろー。
とか思いながら
キスシーンでも
ベッドシーンでも
雛ちゃんを相手に
考えてしまう。
これはかなり
重症です。
最近髪切って
前よりもっと
可愛くなったから
ほんと、心配。
最近やたら
携帯つついてるし、
他の4人とは
親睦深めてんのに
俺だけなにもないのもやだし。
今日は
積極的にいってみよう、
そう思って
OKがでてから
次のシーンまで
雛ちゃんのところに
行こうとすると
スタッフの一人に
話しかけられてた。
あの男は、
気に入った子に
すぐに手を出すと
噂のスタッフだ。
すぐにどっか行ったから
よかったものの、
俺は内心
全く穏やかではなかった。