第13章 M.J....
二人にさよならをして
後ろを向いた
瞬間、
誰かに
抱き締められた
『ふぇっ!?//』
びっくりするのも
束の間で
「また来てね…(カプッ」
と、牧さんの声
がすぐ耳元でして、
耳を噛まれた
『っや…っ!?///』
何が起こったのか
分からないけど
すごいこと
されて変な声が出たのは
確か。
わたしは
パッと手を離して
私から離れた
牧さんを
ちょっと睨んで
『なにすんの!!!??//』
と言った。
すると
牧さんはニコッと
笑って
「カワイイ声…だね?
今度はベッドで
聞かせてよ?」
なんて恥ずかしい言葉を
口にする。
『ばっ…ばっかじゃない!?
していいことと…っ!?!?!?』
私が言い返そうとしたとき
松本さんに
腕を引っ張られて
私は最後まで
いい放つことができなかった。
松本さんは
すごく怖いオーラで
私を車の影まで
連れていった。
『あ、あの…』
バンッ
車に両手を
押し付けられる
『え…』
すると、
「二人のとき
何してた?」
と、聞かれた。
松本さんは
有名人だからと
奥にいたから
私たちのことは
さっぱり分からないでいた。
だから、
急に仲良くなりすぎてて
おどろいてんのかな…;;
でも…怖いよぅ…
『な……にも…なかった…です…』
ヤバい…泣きそう…
でも泣かないし。
泣かないもん。