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誰のもの?

第13章 M.J....





私が怖がってると
気づいたのか
松本さんは









「ごめん!!!」








と、手を離してくれて
元の様子に戻ったようだった。











ホッと安心してると








ぎゅうぅぅ









って抱き締められた。









『ちょ、松本さ……!?』









「俺といるときは、
俺のものでいて?」








抵抗する私に
少し悲しそうに言う
松本さん。









『……!!!』










私は
よくわからなかったけど
自分を必要としてくれてる
と思って











『…』









頷いて抱き締め返した。









すると、









「ありがと…」










そう言って
松本さんは
もっと強く抱き締めた。









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