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誰のもの?

第13章 M.J....







最初からこんなんで
大丈夫なのかな…








今日は松本さんが
車を運転してくれて









松本さんに
任せきっていた。










「着いたよ」








松本さんに
つれてきてもらった
美容室は







外観からして
オシャレで
とても私が行けるような
所ではなかった。









うっ…なんだか
眩しい世界だわ。








中に入ると









「いらっしゃいませ。」






と、松本さんに
負けないくらいの
イケメンが出迎えてくれた。









色しろーい
髪もさらさら…
茶髪似合う…









さすが、
美容室だ!









すると









奥から
オーナーっぽい
人が出てきた。






「よぉ…久しぶりぃ」










さっきの男の人とは
違って色黒な
ワイルドな感じの人。










「牧くんも竜二さんも
久しぶり!」










二人と仲良く
お話ししてる
松本さんを見て










ホントによくくるんだなー、









なんて
思っていると









松本さんが
私の肩を寄せて









「彼女は
須王 雛ちゃん。








俺らと今暮らしてんの。」










と、紹介してくれた。









『あっ…あの









須王 雛と申します。









よろしく…おっお願いします…!!』








緊張して
声ガラガラだ。








「よろしく雛ちゃん。

君の髪は
この牧がやるから。









ほら、松はこっち。」








竜二さんが
そう言って








松本さんが
連れていかれた。








えー?
どうしたらいいのー?








チラッと
牧さんを見ると
すごくジーっと
見られてる。









こ、コワイ









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