第13章 M.J....
3日後
あー、どうしよう?
洋服は地味な方がいいよね?
だって、ねぇ?
けど、もし
松本さんが
週刊誌にのるようなことになったら、
[松潤ダサ女と熱愛!?]
みたいな
株をさげるはめになるのでは?
いやけど、付き合ってないし!
そう!
だから地味でいきましょう。
私は紺のブラウスに
ベージュのパンツで
シンプルというか地味な格好をして
部屋を出た。
一階でニュースを
見ながら
待ってくれている
松本さんに
声をかける。
『すいません、
お待たせしました!』
松本さんは
クルッと振り向いて
「全然待ってないよ、
じゃあ行こうか?」
と言って
ソファーから
立ち上がって
私の方に近づき
肩にてをまわす松本さん。
私はなんだか
ぎこちなくなって
『あ、あの…』
ってなる。
「ふふっ、
肩の力抜いて?
俺が今日はエスコート
するんだから。」
そう言って
私の唇に
人差し指を当てて
喋らせないようにした。
『っっ!!!////』