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誰のもの?

第12章 嵐の看病


-相葉side-







『…Zzz』








再び眠る
雛ちゃんは
穏やかで









気持ち良さそうに
寝ていた。









か、かわいい…/////









めちゃめちゃ
かわいい。









もーね
大好き。









誰にも
触らせたくないのよ?
ほんとは。









今だけは
俺だけの雛ちゃんだから
目一杯楽しんどかないと!









って、
そんなこといってる場合じゃない!









相葉茶と
薬持ってきてあげないと!










と、
俺は
立ち上がる。









すると、、









ぎゅぅぅ









俺の手が
雛ちゃんの
手の中にある。









がっちり
手を握られてる。










「んなっ…!?!?!?//」










俺は
夢かと思った。









それから
雛ちゃんは
俺の手を巻き込んだまま










『い……かない…で…っ…Zzz』









と、寝言を
言いながら
涙を流した。








そして
より力を込めてきた。











「!?!?!?/////」











最初は
ドキドキの方が
大きかったけど









それより
泣いてる理由の方が
気になった。









俺は
不安そうに
手を握って離さない
彼女の手を
しっかり握り返して









眠りについた。









おやすみ







雛ちゃん。

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