第12章 嵐の看病
みんなは
そのあと
仕事にいって
俺が看病を任されたわけだけど、
なにからしたら
いいんだろう…
とりあえず
寝巻きにした方が
いいよね?
汗かいてきてるし…
じゃ、じゃあ…
失礼しまーす。
俺はこのとき
本当に
本当に
下心なんてなかった。
ただみんなみたいに
何かできることが
あるんじゃないかって
それだけだった。
ブラウスの
ボタンを
1つずつ
外していく
プチッ
プチッ
プチッ
3つ目を外したとき
雛ちゃんが
目を覚ました…
『………ん…
相葉さん?』
俺はこのとき
初めて思った。
あ…やべ。
って。