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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第33章 私立リアリン学園!~アルバート~ 情熱編




改めて、目の前のメイド服姿のリリカを眺める。

―――やっぱりかわいい。よく似合ってる。

あの姿で言われたい。あんな事やこんな事、それから………。



「お帰りなさいませ、ご主人様♪」


あれやこれやと考えを巡らせていると、リリカは、そう言って二ッコリ笑い、スカートをつまんでいる。



「な………っ」


あまりのことに、耳を疑った。

言ってほしいと思ったセリフを、リリカが口にした―――!?

もしや、俺の心を読んだのか?

リリカは、エスパーだったのか?

………どう考えても、そんなわけないだろう。大丈夫か、俺?

しかし、この格好でこの笑顔。しかも、『お帰りなさいませ、ご主人様♪』とは、殺人的な萌えシチュエーションだ。



「あのぉ、そんなに反応されると、逆にこっちが照れるんだけど?」


「お構いなく。つ、続けてください」


「え?続ける、の?」


「ええ。その………せっかくですので、もう少しだけ」


この流れに便乗して言ってみる。


「う~んとね、じゃあ、今日は特別にご奉仕しちゃいまっす。ラブ注入しちゃうよ♪」


なんてノリがいい人なのだろうか。

今度は、ラブラブキュンッと両手の指でハートを作り左右で振って、俺に差し出してくるのだ―――!!







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