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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第4章 ピアノレッスン~シド~




持ち上げられた左足は、抱え直されかと思うと、シドの身体が密着し………。



「―――っ、も、やだぁ………あ、ぁ………」



熱い、シド自身が、勢いよく私のナカに入ってくる―――。



ズブッ、ズッ、ズッ………。



シドが腰を動かす度に、結合部分から大きな音が聞こえてくる―――。



涙が、後から後から、絶え間なく、こぼれていく。

噛み締めた唇が、震えて………。



「んな、顔すんな」



シドは、私の顔を覗き込み、ニヤリと笑う。

「………最低っ」

「何とでも言え」

シドは、更に律動を早め―――。



「………は、………お前のナカ、最高だな」



「………っ!」



自由のきかない両手に力を込める。

この手を振りほどいて、殴りつけたいっ!

せめてもの抵抗で、シドを思いきり睨みつける―――。





「どうだ、お前も感じてきたか?」





―――なんて、無神経なんだろう。

信じられない………なんて奴。

涙さえ拭えない自分自身が情けなくて。



こんな、辱めを受けるなんて―――。



シドが、憎い。

こんなにも、狂おしいくらい、誰かを憎んだ事が、あっただろうか。



それは………これが、シドだから。



だから、余計に許せないと思うんだ。

私の気持ちなんて、おかまいなしで。

欲望にまみれた最低な奴………それが、シドだ。





「………ん、んん………」

頭の中で、ずっとシドを恨み、見開かれた目からは、涙がとめどなく溢れてくる。

それなのに………。



私の身体は、明らかに変化し始めて―――。



「………あぁん、はっ、ぁん………ん、あ、ん………」



「………は、良くなってきたか?」



激しく、シドに身体を揺さぶられ続け―――。

ふいに、シドが耳の中をゾロリと舐める。



「ふ、ぁん………」



全身に電流が駆け巡っていくかのような、強い快感。



………そして、いつしか、私は、上げられた片脚をシドの腰に絡みつかせていた―――。







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