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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第23章 私立リアリン学園!昼休み~シド&ルイ~




「何か頼みたいことや調べて欲しいことがあったら、いつでも言えよ」


「………頼みたいこと?調べて欲しいこと?」


「報酬は、キッチリいただくがな」


「報酬って、何?」


「何でも。金でも、それ以外でも」


「はあ?お金?学校で?」


私は、あまりの驚きから頭がクラクラしてきた。

まっすぐシドを見ていられなくなって、顔を伏せる。

―――と。

いつのまにか、すぐ近くにシドが立っていて。

すっと顎に手を掛けられ、上を向かされる。



「そうだな、マイン先生なら、身体でもいいぜ」


「か、身体?」



目の前にシドの顔があるのに気づいて、はっとして、慌てて手を払う。



「ちょっ、やめて!私は、あなたに頼むことなんか何もないから!も、もう、これだけであなたへの印象、最悪になってるからね!」


そう言い切ると。

私は、後ずさりしてシドとの距離を空ける。



「思ったより勝気だな、悪くねえ。じゃあな」


一瞬、不敵な笑みを浮かべると、背を向けて去って行くシド―――。







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