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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第21章 私立リアリン学園!7時間目~カイン~




改めて―――。

私達は、食堂のテーブルを囲み、サンドイッチを頬張っている。



そして。



「メイドカフェ?」

皆は、驚きの声を上げる。



「………勘違い失礼しました」


ミシェルは、顔を赤らめて、小さく頭を下げる。



私は、うんうんと頷く。



「ごめん、俺も。ラブ注入って言うから………注入っていうか挿入っていうか………あー、ヤラレちゃうってことか………って、単純に変換しちゃったんだけど。でも、本当に言葉どおり、マイン先生がラブ注入するんだね?」


「な………っ。レオ=クロフォード、それは学園内では禁止用語かと。風紀委員としては、見過ごせない。まったく………頭の中はどうなってるんだ?頭が良すぎるというのも難点なのだな」


アルバートが、メガネのツルをクイッと上げて呟きまくっている。



「リリカちゃん、人気ナンバーワンだったからね。メイド姿、すっごくかわいかったなあ。ね、アル」


ユーリが、にっこりと笑って言う。


「な………っ、俺に振るな」


「えー、だってアル、リリカちゃんにまた会いたいって、ず~っと言ってたよね?」


「な………っ、そんなわけが………」


アルバートは、言葉を失って真っ赤になっている。



あの時、ユーリと一緒にカフェに来ていたメガネの真面目君は、アルバートだったんだと思い出した。

アルバートが、私に会いたかった、なんて。

どこまでが、本当なんだろう………。







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