第16章 私立リアリン学園！～アラレオ～　情熱編

と。

ズルリとアランのモノが、私のナカから引き抜かれる。



あ………。



ドロドロと流れ出ていく熱い液―――。



レオを押しのけるように、私の上に覆いかぶさるアラン。

熱い身体が重なると、グッと体重をかけてくる。



「………ったく、いつまでくっついてんだよ」



アランが、荒々しく唇を重ねる。



「んっ、んんっ………！！！」



強引だけど………。

いたわるような、愛しさを込めたキス―――。



ふぁ………息、苦し………。



口内をかき回し、強く唇を吸われる。



も………ダメ。

これ以上は………。



「限界？」



唇が離れると、アランは上体を起こす。

そして、今度は、汗で貼りついた私の髪をかき分け………額に軽く口づける。



「ひゃ、ぁ………」



「………なんて声、出してんだよ」



そう言ったアランも、驚くほど顔を赤らめていて―――。


私は、アランの胸板に触れると、ゆっくりと手を下に滑らせていき………。

やがて、たどり着く。

さっき、あんなに激しかったのに。

それなのに。

もうすでに、硬くそそり立った、アランのモノ―――。

そっと握ると………。



「はっ？おい、ちょ………待っ！」



私の行動が思いがけなかったのか、アランは体勢を崩して、私のすぐ横に転がる。



「ったく。やること、大胆過ぎ」



アランは、すぐに上半身を起こして、あぐらに片膝を立てて、その場に座る。

吸い寄せられるように、アランの熱くたぎったモノにしゃぶりつく―――。