第10章 私立リアリン学園!~ユーリ~ 情熱編
「ん………は………ふ、ぁん、」
半ば閉じかけた瞼を持ち上げ、私は、ユーリを見つめる。
この可愛らしい顔つきに似つかわしくないほどに。
熱くて、硬くて―――。
「ぁん、おっきぃ………」
必死でユーリにしがみつくと、絡みつくように奥まで密着する。
ナカいっぱいに擦られて、離れていくかと思うと、また突かれ………。
あ、も………激し、過ぎるよぉ―――。
早くなっていく、ユーリの息づかい。
突かれる度に、高まっていく快感に、もう何も考えられなくて………。
「マイン先生、きっつ………」
自分でも、キュウキュウにユーリを締めつけているのを感じる―――。
「んっ、俺………も、出そ………っ」
「う、ん………ぁ、ユーリ………私も、もうっ………」
それ以上は、言葉にならなくて。
荒い息づかいと共に、二人同時に果てた―――。
一瞬、ドサリッと乗りかけられて、ユーリの体重を身体に受ける。
と。
すぐに起き上がって、私の腕を取り、身体を起こしてくれる。
「ごめん、背中、痛かったでしょ」
そう言って、優しく背をさすってくれる。
「ううん、大丈夫、だよ」
顔を上げると、ユーリと目が合う。
コツン、と、額を合わせて。
そして、微笑み合う―――。