第52章 作者と六つ子のメタ反省会
1位一松 15 ○2
「まず一松くんですが……えーと完璧過ぎてむしろ困りました……
クリティカルも2回出すとか、作者として手も足も出ない。
もっと足掻いてもいいんだよ」
「とか言って、完璧な俺のこと本当は好きでしょ……?」
「ぐぬ……っ、す、好きです!はいっ次!」
「え?俺、それだけ……?」
「それだけ完璧だったんですよ!」
2位トド松 14 ○1
「……」
「トッティですが……
トド松さん睨まれても困ります」
「なんで女装で終わるの!?
僕、ポイントめっちゃ高いのに!酷くないっ!?」
「えーとですね、物語作成時にうっかり王子様がいない「赤ずきん」を選択肢に入れてしまい、しかも、まさかコントで赤ずきんをやったことがあるトッティがやるとも思わず……可愛いし、つい♪」
「つい♪で済まさないでよ!
……ボーナスストーリー期待しとくからね?」
「りょ、了解です……」
3位十四松 14 ×1○1
「僕めっちゃ王子様だった~♪」
「ですね~シンデレラですから♪
ストーリー展開が多くて、話に入り込み辛い点もありましたが、クリティカルも入ったので、12時過ぎる前にハッピーエンドになりました」
「あれ?まだ続きあったの?」
「十四松くんはヒナちゃんに逃げられる前にしっかり捕まえたんですよ♪」
「そっかぁ♪」
「ちなみにバッドエンドは一松が毒リンゴでヒナちゃんが服毒死。
トド松はヒナちゃんが狼に食べられました。
十四松は継母の娘と結婚して、ヒナちゃんはお手伝いさん続行」
「え……服毒……死ぬの?」
「た、食べられ……るの!?」
「ボウエッ!?」
「ゲームはゲーム。
悪夢で終わるのがバッドエンドですから……」