第35章 紙一重の二人 逆ハー
<十四松side>
そういえば、どこ行くか聞くの忘れてたー!
まぁいいやと僕はジャージに着替えた。
「ジャージ松♪可愛いっ」
そう言って僕を抱きしめるヒナ。
わーい♪いい匂いだ♪
ヒナは白いTシャツに水色のパーカーとハーフパンツ。
髪は三つ編みしてる!
可愛いなぁ♪
「レディ、雨だからパーカーのチャックは閉めような?」
カラ松兄さんはそう言って、ヒナのパーカーのチャックを閉めた。
こーゆうことがさっと出来ちゃうカラ松兄さんはいいなって思う。
僕らはスポーツセンターにやってきた。
雨でも運動出来るように体育館もあるし、温水プールもあるし、ボウリング場もバッティングセンターもある。
「どこにしようか……」
「プールにしようよ!」
「そうだな!
レディとスイミングも楽しそうだ!」
「水着ないよ?
レンタル代高いし、ないない!」
「えー?ヒナのおっぱい見れると思ったのに……」
「じ、じゅーしまぁーつ!
今日のお前、オープンすぎるぞぉ?
しかもおっぱいは見れないだろぉ」
「カラ松兄さんだって見たいでしょ?」
「それは見たいが……
ノンノンッ!そーゆう問題じゃないだろう!?」
「水着着たヒナ……エロいね!ヤッバイね!」
「そうだな!
きっとお尻もプリッとしててキュートだろうな!」
あー見たいなぁ可愛いだろうなぁー
でも、考えただけでちょっとタッティしちゃった。
「もー二人とも、チョロくんいないといつまでもボケてるんだから……
じゃあ、バッティングセンター行こ!」
「あい!」
「オーケーレディ」
バッティングセンターへ向かう途中……
「カラ松兄さん!僕、収まんなくなっちゃった!
どうしよう!?」
「そうだな……
そうゆうときは海亀の産卵を思い出すんだ!
やってみろ!」
海亀ー?!
うみ……ボ……ボウエ……
「すっげーっ!収まった!
さすが、カラ松兄さん!」
「フフーン♪
いいか、十四松……男は愛のためには我慢という試練が大事なんだぞ?」
「でもカラ松兄さんもタッティしてるよ?」
「ふむ……レディのところに先に行くんだ」
「あい!」