第28章 マル秘アイテム 逆ハー
<チョロ松side>
「い、いや……まだ何もしてないし」
「この状況で、何もしてないとか言っちゃうの!?
ヒナちゃんのスカートに手を突っ込んでただろ!?」
「一松ぅ……もっとぉ……」
「え?!」
もしかして僕が邪魔してただけ?!
ヒナちゃんは必死に一松を触ろうとしている。
え……何?このヒナちゃん。
「超絶エロい……」
僕はとっさに鼻を押さえる。
だ、大丈夫だ!
最近やっと慣れてきたんだから!
「俺……ちょっと、トイレ。
あとお願い」
「えっ?!ちょ、ちょっと!?一松っ?
ヒナちゃん、どうなってんの?!」
「……酔ってるだけ」
スタスタと逃げるように足早に部屋を出ていく一松。
お前、絶対処理に行くだけだろーっ!?
ていうか、二人きりにしないでっ!?
僕だったら大丈夫とか思ってんの?!あいつ。
「一松いっちゃったぁ……ぅぅ……っ」
ぐすぐすと泣き始めるヒナちゃん。
「わっわ、泣かないでっ!」
慌てて僕はティッシュで涙を拭く。
泣いてても可愛いなんてズルいよね。
そんな君が好きなんだけどさ。
「チョロくん、優しい……だーい好きっ!」
急に笑顔に戻って、僕に抱きつく。
か、可愛い!
もう普通に好きっ!
「チョロくぅん……ん……っ」
ヒナちゃんはそのまま僕の唇を奪う。
僕の口には不思議な香りが入り込む。
何このスペシャル展開っ?!
あーっ!スゴいよ!エッチなヒナちゃん最高ー!
「ヒナちゃん……っ」
僕は興奮してヒナちゃんのお尻を両手で揉んだ。
柔らかくてぷにぷにして僕の手に合わせて動く可愛いお尻。
た、堪んない!
何この感触!?あーんもうっ死んでもいいかもー!!
「……ぁん……っ、チョロくんエッチ……」
もう普通に好き過ぎぃ!
「ただいマッスルー!
……チョロ松兄さん!?何してんのぉお!?」