第4章 初めまして…赤と白
先ほど、少年と分かれ、彼女は校長室まで走る。
そして、ノックをすると、扉を開けた。
「失礼します……………」
「良いよ!入って!!」
そう根津の声を聞くと、彼女は校長室へ入る。
すると、そこには、彼女が良きせぬ人物がいた。
「え………オールマイト?」
この国に住んでいたら、知らない人はいないだろう……
紛れもない、そこに今のは、No.1ヒーロー……平和の象徴と呼ばれた男の姿だった…
確か……最後に見たのは、母のお葬式の時だったろうか……
「久しぶりだね!!虚言少女……入学おめでとう!!!!」
「お久しぶりです……オールマイトさん……って……何で?オールマイトさんが?」
質問する彼女に根津が笑顔でそれに答える。
「彼はね!!今年から……ここの教師になったんだよ!!!!」
「へぇー……そうなんですか……外うるさくなりそうですね……」
「反応薄い!?薄いぞ!虚言少女!?まぁ!よろしく頼むよ!‼」
「はい……」
何故、彼女とオールマイトは顔見知りだったのかは、彼と死んだ父が親友だったからだろう……
けど……彼は、前よりなんか……無理してる気がする。
まぁ……気のせいかもしれないが、
そして…彼女は根津の元に書類を渡す。
根津とオールマイトは書類を見ると、
彼女に向け笑った!
『「ようこそ!!雄英高校へ!!」』
「よろしくお願いします……」