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懲りない誕生日

第4章 ●HE・N・TA・I☆









「この酒は、君と一緒に飲むつもりで買ってきたものなんだ。
今こうして、一緒に飲めて嬉しいよ」

「・・・・・・・」


きっとナナシにはエルヴィンが何を言いたいのかわからないのだろう。

不思議そうに酒瓶を見つめているだけで何も言ってこない。

エルヴィンはもう一度口移しで酒を飲ませると
「美味しい?」と優しくナナシに尋ねた。

ナナシが快楽の余韻で言葉を発する事が出来ないというのは
わかっていたので、彼が無言でもエルヴィンは気にしない。

むしろ、度が強い酒を飲んだナナシの全身が赤く染まり、
目がトロンとしていたので、第一目的は達したと言っても良い。


「この美味しいお酒をもっと堪能させてあげるよ、ナナシ」


そう言うとエルヴィンはナナシをうつ伏せに寝かせ
腰を高く上げさせると、酒瓶を秘部に突っ込み、
後ろから飲ませ始めた。


「やぁぁぁぁぁ・・・っ」


ナナシは逃げようとしたが、骨抜きになった身体と
度の強い酒を内部から注ぎ込まれたせいで、
片手で抑えつけられ終了する。

まだ瓶に大分残っていた酒はナナシの内部から零れ落ち、
エルヴィンは当たり前のようにそこから酒を啜った。


「あぁ・・・美味しいよ、ナナシ」


ジュパジュパと卑猥な音を立てて啜るエルヴィンに、
ナナシは絶望しながら意識を飛ばしそうになる。






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