第4章 ●HE・N・TA・I☆
「あぁぁぁぁぁぁっ!!」
秘部を弄っていた指がナナシの前立腺を刺激した事により、
ナナシは三度目の絶頂を迎え放心状態になった。
トロトロと吐き出した欲がエルヴィンの口の中に
吸い込まれていくのを感じて、ボロボロ涙を零す。
「・・・へ・・ん・・・た・・い・・・」
股間部分からクスリと笑う気配を感じたと思ったら、
エルヴィンがまた男性器への刺激と秘部への進行を始めたので、
ナナシは必死に懇願した。
「やめ・・っ!!もうやめて!!私が悪かったから、
もう許して・・・っ!!」
そこで漸くエルヴィンは作業を一時中断して
ナナシの腰を持ち上げた。
「それは何に対して謝っているんだい?」
「・・・変態って言った・・・から・・・」
「うん、言っていたね。あと、声を殺そうとしたり、
逃げようとしていただろう?それについては?」
「・・・お主が・・・無体な真似をしたから・・・」
「ほう?」
エルヴィンは剥き出しのナナシのお尻をパシンッと平手打ちした。
「きゃん!」
「もう一度言ってごらん?」
「・・・お主が・・・酷いことを・・・」
言い終わる前にエルヴィンがお尻を叩くと、
ナナシは呻くだけで押し黙ったが、答えを促すように再度叩く。
「・・・すまなかった・・・」
「うん?謝罪する言葉遣いではないね。
それに何に対して謝っているのかもう一度言いなさい」
ペチンッと良い音を出して叩くと、ナナシは悔しそうな声色で
謝罪の言葉を口にした。