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懲りない誕生日

第4章 ●HE・N・TA・I☆










エルヴィンはナナシの腰を掴んで少し持ち上げると、
濡れたソコを見て満足そうに微笑む。


「ふふ・・・まるで、お漏らしをしてしまったようだね、ナナシ」

「っ!」


唯でさえ恥ずかしいのに、誰かにそう言われて
より一層恥ずかしくなったナナシは今度こそ抜け出そうと試みたが、
一回イかされて力が出なくなっている上、
エルヴィンが腰を離そうとしなかったので失敗に終わり、
再び彼の口元へ逆戻りする羽目になった。


「あぅっ・・・やっ!・・・離して・・・」


何とか力の入らない足腰に力を込めて足掻いていたが、
次第に快楽で腰砕けの状態に陥り、
万有引力の法則に則って急所をエルヴィンに押し付ける形に
なってしまった。

腕にも力が入らなくなり、ベシャっと顔を布団に埋め、
必死に快楽地獄に耐える。

程なくして、ナナシは二度目の絶頂を迎える事になり、
エルヴィンは当たり前のように下着越しにソレを啜った。


肩で息をしながら、これでもう解放してくれるはず・・・と
淡い期待を持っていたが、三度目の吸い上げが始まり、
ナナシは絶望する。

三度目となると力が入らなくなったナナシの腰を
抑えつける必要は無くなり、エルヴィンは指を秘部へ移動させ、
ソコを解し始めた。


「あああっ!!やだ!ソコは!」


同時に前と後ろを攻められては、またすぐにイッてしまうと
焦ったナナシは抗議の声を上げたが、それで止める男では無い。

グチュグチュと双方から卑猥な音が響き、
ナナシは恥ずかしさの余り死にたくなる。

今までだってエルヴィンにいいようにされてきたというのに、
またこんな状況に陥ってしまった事に自己嫌悪と後悔の念が
頭を過ったが、気持ち良すぎて思考に靄がかかり始めた。

自分の体重でエルヴィンに腰を押し付ける形になったナナシは
最後の抵抗として声を出さないようにシーツを噛んだが、
その行動を悟ったエルヴィンから強い刺激を与えられ、
反射的に口からシーツが溢れる。

再びシーツを噛みに行こうとしても、
その前に次々強い刺激を与えられて、
それどころではなかった。





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