第41章 コンビニエントフォーミー4
『…え?』
頭を撫でられながら寧々は
ぽかんと空いた口が閉まらなくて、そのまま首をかしげた
「だから、俺のを舐めてくれねぇかって…」
意味はわかっているけれど、何故そんな事を言われているか理解できず
ただ顔を赤く染めて鼻先に触れる轟のズボンから取り出された男根に唇を紡ぐ
轟の石鹸に混じった男らしい香りに、芯が湧き立つような羞恥心が生まれた
『…焦凍、その…怒らせたなら謝るから…ね?』
不安げに眉を垂らして、そう言う寧々
だが、轟は顔色を変えないまま、彼女の頬に己の肉棒を押し当てる
「……」
無言の圧力に、言葉では轟の怒りを抑えることはできないと判断した寧々は、渋々口を開くと、ぷくっと膨れ上がった亀頭を口に含んだ
『…ん…むぅ…』
「……なぁ…どこくらいまでキスしたんだ?
唇だけか?……」
親指で頬を撫でながら、轟が問う
何も言わずに陰茎を頬張ったままの寧々に、その問いの答えが否定であるとわかった轟は
苦痛そうに表情を歪めて
「もっと…深くまでか?」
と絞り出すように呟いた。
撫でていた頭の後頭部を抑えると、喉奥まで陰茎を押し込められる。
『んぐ…、、!』
喉の入り口を刺激されて嗚咽しそうになるが、頭は固定されてビクともせず
涙目のまま轟を見上げると、
轟は先ほどとさして変わらない冷たい表情のまま
「なら…消毒しねぇとな…」
と低く喉を鳴らした