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【ヒロアカ】キスミーベイビー【轟、爆豪、物間】

第28章 シーミー



「他の奴見たって…どうせ寧々の事しか好きになれねぇ…」

『んっ…でも……』

焦凍はその外見にしては女性との関わりが少なすぎる

勝己は、男女分け隔てなくあの性格だからしかたないけれど
焦凍は、そもそも女子を拒否しているような感じがしてしまう時がある…ラムの時もそうだったように

『メアドだって、知ってるの私だけでしょ?
クラスのグループラインはあるけど、個人で連絡とってる子…いないじゃん…』

見上げるように寧々が眉をひそめて言うと
轟は、何も言い返せない

事実、そうだからだ。

「必要ねぇから聞かれても教えねぇだけだ」

『…ごめんね、わがままって分かってる

でも、私だけに固執して欲しくないだけなの』

これでは堂々巡りだ…と轟はもう1度寧々に口付けをする


そうだった…
他の女と関わっても無意味だと寧々に分かってもらえねぇ限り
この無意味なやり取りは続くんだった


「わかった…」

頭を撫でながらそう呟くと

寧々は安心したような表情になる




「寧々、好きだ
お前が疑おうが
これは本心だ」


『疑ってるわけじゃ…っハァ…』

耳の中に流し込まれる声に目を閉じる

服を脱がされるとほんの少し寒い室温のなかで
焦凍の体の熱が余計に暖かく感じる


布団の中で、大きな手が快楽を与えようと動き回る
少し強引に開かされた膝の間を
指の腹で優しく叩かれると声が溢れた

体を震わせて彼の愛撫を受ける
『あ…ん、しょう…とぉ』


「ここ…すげぇ濡れてる…」

『やっ…』

熱くなったクリトリスを指で挟んで擦られると
呆気なく果ててしまう

もうグチャグチャだ

頭の中も、体も



グチャグチャだ


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