第6章 元通り?!
春(・・・・・近頃 近づけてた気がしてた
仲良くなれてる 気が してた
だけどそれはただ”幼なじみ”の延長戦
当たり前だよねだって私から幼なじみに戻ったんだから
凛くんともっとお話したい 一緒に帰りたいなんて図々しい
凛くんの隣にいられるのは
”幼なじみ”じゃなくて
”彼女”なんだから───・・・・)
帰宅後…
ピコン ピコン
春「……メール……暦ちゃん……かな────」
凛:🐥
凛:ちゃんと家帰れてんのか。
春(………凛くん 私後悔してるよ
彼女のフリを頼まれたあの時の凛くんは私の知ってる凛くんじゃなかった…
今だってなにも知らない 凛くんの気持ち考えてること………
私が………心のどこかでいつも逃げてるから
凛くんを好きになる度 いつだって”自分なんかが”って気持ちでヘタレてる自分に
………………後悔 してる────・・・)
in和泉家
和「チ───(´-ω-`)───ン
………返事…来ねぇ…既読スルー…
電話…したら…また余計なこというかな 俺。」
…ピンポーン
春(………どうして 今 ここにいるのか 自分でもわからない)
和「蛍太かぁ?」
春(だけど 伝えなきゃいけない 逃げない
凛くんの気持ち知りたい
凛くんとの間にある扉
私から
開けるんだ)