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19年後~Harry potter~

第3章 ホグワーツの戦い


彼らの人生は早くして死んだということだけでは語れないのだ。

確かに、時間はかかるだろう。

でもいつか必ず、彼らについて、楽しいことを思い出せる日が来る。そんな気がした。

ジニーさえいるのなら。

「ジニー、僕には君が必要だ。君はいつも僕にも幸せになる権利があるんだって、道があるんだって思わせてくれる。僕の場合…僕の場合…君がいると、とても幸せだ」

ハリーはジニーにキスをした。

ジニーはもう泣いてはいない。

さっきのキスとは全然違うキスのあと、ハリーはジニーをもう一度抱きしめてから立ち上がった。


明日はもう少し隠れ穴が日常に戻っているような、そんな気がした。
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