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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第5章 キャバクラ編(原作沿い)





「ヘェ、君可愛いねぇ。
どう?おじちゃんの隣とか。」

とっつぁんに肩ポンして引き寄せられ、
席に誘導される。

やめてくれ!本気で!!!
やめて来るな離してくれぇぇえ!!



俺、折角最近真選組の
皆と仲良くなりかけてる所なのにこんな所で…

『アイツキャバ嬢やってるらしいぜ』

…なんて噂流れたらもう生きていけない!
元攘夷志士よりも嫌だよ!!泣いちゃうよ!
いじめられちゃうよ!!




ハッと階段の下を見ると、
同じような顔をしている銀時と目が合う。

…そうだ。銀時も真選組と知り合いなんだ。
むしろ副長とは喧嘩仲間だから
俺よりも嫌なはずだ!



「(銀時、どうしよう…。
俺、どうすればバレずに済むかな…?)」


目で合図すると、銀時はアゴをシャクる。

「どうもー。」


「(ええええぇっ!?顎?顎なの!??)」


「しゃくれ!軽くしゃくっとけ。」

顎をシャクって当然のように振る舞う銀時。
そんなんでバレないとでも思ってるわけ!?


「グラ子です〜
よろしくお願いしますコノヤロー」

隣にいた神楽が媚を売るように声をかける。

「趣味は十六連射です。」

ちらりと見ると顎をシャクっていた。


「(嘘だろオイ、お前もやるのかよ!!)」

いやいや待ってください、
俺こんな距離で出来るわけ………


「……趣味はスターソルジャーです。」

別方向からの声に目を向ける。


えっ、若!?若もシャクるの!!??



「……………。」





若がやるなら………俺は…………



「しゅ、…趣味は昼寝の澪子です。」



顎をシャクって、俺は
隣のとっつぁんに挨拶をした。




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