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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第5章 キャバクラ編(原作沿い)






「将軍様ゲームはっじめるよ〜〜!!」


上様も出揃い、将軍様ゲームが始まる。
目の前にはたくさんの料理も置かれ、
飲み物もたんまり貰えた。


「…じゅるり。」
タダ飯タダ酒とはこの事だ。
俺的にはなんたらゲームよりも
ご飯の方が気になる。

丁度夕飯時でお腹すいてきた。

「………食べよっと。」

俺は食事へ箸を伸ばした。



その後、箸の取り合いという名の元に
将軍様ゲームが始まった。

「将軍だーれだっ」
とっつぁんがそう言うと、周りの女共が
一気にとっつぁんの手元へと手を伸ばす。

…それは地獄絵図に近いほどの迫力で
とっつぁんはどこかに飛んでいってしまった。


「……おい、お前引いてこいよ。」

銀時に肩を叩かれるが、
俺は目の前の食事から目を離さない。

「んー?銀時、これ、普通に美味しいよ。」


「…空気読めないのな、お前。」

はぁ、と溜息をつき、
銀時は俺から目を離した。










「……………もぐもぐ、ん?」

ふと周りを見渡すと、誰もいなくなっていた。
上様も、銀時も若もみんないない。

どこに行ったんだろう。

「おかしいなぁ…」

だが、お店の様子はもみくちゃだった。
俺が食べていた席だけが落ち着いていて
あとは食べ物も飲み物も散乱していた。

あと何故か、臭そうなブリーフと
高級そうな着物が落ちている。

「……………?」

どうしてこうなったのか、
食べるのに夢中でいたからか思い出せない。



「まぁ、いいか。」

残りは持って帰ろう。

そう思ったその時、外から叫び声が聞こえる。


「ぎゃああああ!」

「ちょちょちょ、ちょっと!キャバ嬢!
いやソープ嬢!!どっちでもいいわもう!
落ち着け!!」



キャバ嬢?ソープ嬢?
何のことだろう。


気になって、スナックすまいるの扉を開ける



そこはまさに戦場だった。
真選組と書かれた大きな戦艦が、
ギッタンバッタンと銀時達に
壊されていく。

それに対抗して戦艦からミサイルやらを発射し
現場はハチャメチャだった。



「……………………帰ろ。」




俺はその事を全て見なかったことにして、
食事をタッパーにつめて裏口から帰った。

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