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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第20章 春雨編 (注:R18 本番なし)






(銀時視点)




「なんだと?澪が誘拐?」


「あぁ。もういなくなってから1ヶ月経つ。
何か知らねーか、ヅラ。」


「ヅラじゃない、桂だ。
…とにかく、話を詳しく聞かせろ。」





この前の連続誘拐犯の一件で
大スカを食らった俺達は仕方なく
情報通のヅラの元へ足を運んだ。




「……なるほど。
通りで澪と連絡がつかんわけだ。」



コイツに澪の話すると
煩くて嫌なのだが、
もう澪の捜索は八方塞がり。
全く良い案が浮かばねぇ。


「ヅラ、澪と連絡取ってたアルか?」


「ヅラじゃない桂だ。
竜宮城の一件で
澪のメールアドレスを手に入れてな。
それから毎日メールを送っている。」


携帯の画面を見せながら
ヅラは俺達ドヤ顔をした。

確かに送信メールの履歴は
澪で埋まっていた。


「いやいや、澪さん真選組ですよね?
敵同士ですよね?ダメですよ、
そんなことしちゃ。」


「大丈夫だ、どうせ返信来ねぇだろ。」

新八が冷や汗をかく中で
俺がそう答えると、
ヅラの口がへの字に変わった。



「何故それを知ってる!!?
まさか銀時、貴様澪に何か変な事を
垂らし込んでるんじゃないだろうな!」


「垂らし込んでねーよ、
俺携帯持ってねーし。バカか。」

「バカじゃない桂だァアアア!」


興奮して叫ぶヅラに思わず耳を塞ぐ。
ああもう、だから嫌だったんだ
コイツに相談するのは。


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