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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第20章 春雨編 (注:R18 本番なし)




「何言ってるアルか、友達ヨ!
澪は馬鹿だけど面白いアル。
ワタシ好きネ。」



「……あぁん?澪が馬鹿だァ?
寝言は寝て言え小娘。」





「お前こそ寝言は寝て言えヨ!
澪は絶対に馬鹿ネ。
ネジ吹っ飛んでるアル。」


「何言ってんだ、
澪はそういう奴じゃねェですぜ。」




「いや、僕も澪さんは
馬鹿というか……抜けてると思いますよ。
洞窟で大声出して遊んだりしますし。」


「…洞窟で大声ェ?想像出来ねぇな。
本当にソイツ澪か?」




土方さんがくわえているタバコを
歯でみしりと折る。


何故か、澪さんの印象が
僕らと真選組で全く違うらしい。


「…ハァ、んなもんどっちでもいーだろーが」


それを見て銀さんは呆れた声を出し、
東城さんもため息をついた。


「ふぅ……とにかく若と澪のために
集まっていただいたという事で
よろしいですか?」



「…まぁ、そういう事になるな。
真選組は仲間としても澪を
全力で探すつもりだ。」



「俺らだって、1度引き受けた依頼を
断る理由はねぇよ。」


銀さんと近藤さんが頷く。





「ならば、ここで手を組みませんか?」



東城さんはにこりと笑って言った。






「どうせ、御二方共
目的は同じじゃないですか。
元はと言えば共に皿を割りあった仲。
手を取り合えば、
すぐに見つかるはずですよ。」




東城さんが糸目のまま
さらりと爆弾発言をつらつらと並べた。


少しの沈黙の後、
先に口を開いたのは土方さんだった。





「………………あ"ぁ?
コイツらと手を組むだぁ?」


「……いやいやいや!ムリムリムリ!
こんな奴と組むくらいなら
その辺のガキと組む方がマシだっつーの!」



「んだとコラ殺すぞコラ!」


「うっはぁ怒ったー怖い怖いー
単細胞すぎて怖いよー」


「マヨばっかり食べてるからそうなるアルヨ。
酢昆布食べるヨロシ。」


「いるかボケ!!」


「いや酢昆布ばっかり食べてるテメーの方が
頭空っぽじゃねーのかィ?」

「何アルか!!
酢昆布馬鹿にするヤツは許さないネ!
表出ろヨ、今日こそきっちり勝負つけるアル」


「かかってこいやぁ、小娘が。」



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