第20章 春雨編 (注:R18 本番なし)
あれから毎日のように、
神威は部屋に来て俺に口淫を
要求するようになった。
神威は感じると、足に一瞬だけ
力が入る癖がある。
俺はそれに合わせて、口淫をしていった。
ちなみに、神威はたっぷりの唾液で
ねとねとにして、舐め上げるのが
一番好きなようだ。
これをやると俺の口元をじっと見てるから
多分好きなんだと思う。
それを知ってから、やる前に
唾液が出やすいようにと水を要求すると
すんなりくれるようになった。
誰しも、快感には正直である。
「んん……んぅ………ん……」
「…ハハッ、だいぶサマになってきたね。
澪。」
こういう時、女装をしていた経験って
すごく役に立つ。
口だけは、隠密でも使ったことが
あったからだ。
……オジサンと軽い接吻とか、ね。
小太郎に言ったら怒られそうだ。
いや、今のこの状況の方がおかしいか。
口に男のイチモツを突っ込まれて
知らない男の精子飲んでます、なんて。
憤死しちゃうかも。
どちらにしても、
俺自身にはそんなに抵抗はなかった。