• テキストサイズ

【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第18章 柳生九兵衛生誕祭編(原作沿い)







「私は…若の友人達を侮辱した連中に
出て行けと言ったのですよ。」




東城が先程の男を投げ飛ばした。

あーあ…東城の奴。俺は知らないぞ。


「貴様ァァ!!
誕生日を祝いに来てやった客に対して
なんだその言い草は!!」

「柳生一門とて捨て置けぬぞ今の言葉!!」


参加者達がざわめき立つ。
皆立ち上がり、東城を睨みつけている。


「お客?こちらから来てくれと
頼んだ覚えはありませんがね。」


それに対して東城は全く動じていなかった。






「私がこの生誕祭にお呼びしたのは
この若のご友人方だけです。」


「他の者はどこから甘い臭いを
かぎつけてきたのか…。
毎年毎年頼みもせぬのにぞろぞろと
ご苦労様ですな。」



「…しかし生憎、若はお父上とは違い
金の縁より魂の縁を大切にするお方。
貴殿らが望むような関係は築けまいよ。」




東城が最後にふわりと微笑む。
一瞬だけ、俺の方を見た。


「……お帰りはこちらです。
どうぞ、お引き取り下さい。」


東城の視線に合わせて、
俺は客間の襖を開けた。



/ 494ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp