• テキストサイズ

【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第18章 柳生九兵衛生誕祭編(原作沿い)







「…まだ黙ってろと言うのか?
………僕はもう…我慢できない。」


「……分かったよ。俺が行くから。」


若を主役の位置に立たせたまま、
俺が前に出る。

しかし、若が俺の腕を掴む。




「………澪、彼らは僕の友人だ。
僕が………」



「柳生家を潰す気?」



「…………!」



「若は絶対に動いちゃ駄目。……いいね?」




若が動くくらいなら俺が泥を被るとするか。
若は俺の言葉が効いたのか、
そのまま動かず立っていた。






同時に東城も動き出す。


「帰っていただけませんか?」


東条が見据える先は新八ではなく隣の男だ。


大体やりたい事が分かってしまい、
ため息をつく。


「…はぁ。厄介だが、
もう止められそうにない。」


俺は客間の出口に向かい、
外で待機している警備の者に声をかけた。


「全員見送りの準備を」










/ 494ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp