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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第16章 ドライバー編(原作沿い)






「お妙さんの家にも、
スナックすまいるにもいない。
銀時の家ももぬけの殻。
…局長、どこにいったのかな」

銀時なら何か知ってるかもと思ったのに、
訪ねたら誰もいなかった。


一体何処に……。



「……………。」

ずっと後ろから付いてきた
斉藤隊長が俺の肩を叩く。


「ん?斉藤隊長、どうしたんですか?」

「………………。」

斉藤隊長が指をさす方を向くと、
近くの空き地に何かが転がっているのが見える



「……………ま、まさかっ」




走って空き地に向かうと、
大きなドライバーが横たわっていた。


「あ……澪くん?…悪いんだけど…
一人じゃ立てなくてさ…手伝ってくんない?」



その顔は俺が探していた人物の顔だった。

















「チッ…まさか近藤さんも同じだとはな…。」


「とりあえず土方さんは
工務店にでも就職しやすかィ?
だったら俺が副長の座につきやさァ。」


「勝手にクビにすんじゃねーよ!」



「まぁまぁ2人とも落ち着け、
何か方法があるハズだ!」



ドライバーの局長を真選組に連れて帰ると、
ドライバーの副長と沖田隊長が待っていた。

真選組トップ3の話し合いは
局長室で行われている。


そして何故か俺もその場に抜け出せずにいた。

「………。」

後ろの障子からの目線が突き刺さる。
痛い…物凄く痛い………

何!?この真選組の明雲を
托されたような雰囲気は!?



「神崎…何か知らねぇのか。
このドライバーについて。」


「…聞いたことはあります。
最近その様な案件が増えている…と。
人によっては1部改造された者、
皆さんのように全身改造された者
など様々ですが、いずれにせよ
ドライバーに変えられたのは間違いないです。
上も色々調査をしているが
まだ何も掴めていないようでして…。」

一応俺が知っている事も喋っておく。
勿論俺が調査に乗り出した訳では無いが、
上の方々…松平氏に動きがあったらしい。

そのお付きの忍者も捜査を
進めていると聞いただけだ。

「って事は、幕府は関わってねぇのか。」

「はい。一部の天人二人組…
通称『ゲーマー星人』に
よるものだとしか分かっておりません。
モンハンが好きという噂もありますが…
それは定かではないです。」


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